鋭角横断歩道

 

皆さんは【鋭角横断歩道】について知っていますか?


愛知県日進市の米野木東交差点に

ちょっと変わった横断歩道があります。

もちろん、交差点の対角を結ぶスクランブル方式に

しているわけではありません。

横断歩道をわざと「斜め」に引き、

その角度も「12度」ときまっているそうです。


愛知県警はこれを「鋭角横断歩道」と称し、

2012年(平成24年)から整備を進め、

2018年度末時点において県内32ヵ所の交差点で

導入しているそうです。

「県下で発生する人身事故の半数近くを交差点関連の事故が

占めていることから、歩行者の横断中およびクルマの

右左折時における事故を減らすことが交通事故全体の

削減につながると考え開発しました」といいます。



ーーどのような経緯で開発されたのか


もともと横断歩道の設置角度に着目したのは、

様々な横断歩道を見ていたある職員です。

そこから、交通工学の専門家である豊田工業高専の

萩野弘名誉教授とともに横断歩道の設置条件と

事故発生状況との関連性を研究した結果、

横断歩道が鋭角に設置されている場合、

ドライバーが横断歩道を見渡して

横断中の歩行者や自転車を確認するための角度が狭くなり、

横断者を発見しやすくなることが分かりました。

その角度も、人身事故との関係性を既設の横断歩道において検証し、

おおむね12度付近で事故件数が少なくなる傾向があったため、

12度に設定しています。


ーー実際、どのような効果があるのか


既存の横断歩道を改修した26ヵ所の交差点について、

設置前後1年間の事故件数を調査したところ、

設置前の合計17件が→8件に減少しました。

ただし、対象交差点のほとんどで道路標示の

補修や信号機のLED化なども行われており、

それらも交通事故が減少した要因と考えられます。


ーーデメリットはあるのか


歩行者の横断距離がやや延び、横断歩道上の滞在時間が長くなることや、

通常の歩行者動線からずれるため、横断歩道以外の場所での

乱横断が懸念される、といった意見も導入に際して聞かれました。

しかしながら、歩行者も違いに気付かないケースが多いくらいの

角度ですので、実際にそのようなことはないと考えています。



他の事故防止対策と合わせて整備しているとしても、

事故減少の要因の一つであることは間違いないです。

ドライバーの視野角が狭くなることで、

横断者が発見しやすくなるというのは納得の理由ですが、

こうした様々な取り組みで少しでも悲しい交通事故が減ることを願います。


本日もご安全に(''◇'')ゞ


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