1936年(昭和11年)のこの日、全日本職業野球連盟が結成し、プロ野球が誕生したことに由来します。
当初は、東京巨人軍(読売ジャイアンツ)・大阪タイガース(阪神タイガース)・大東京軍・名古屋軍(中日ドラゴンス)・阪急(オリックスバファローズ)・東京セネタース・名古屋金鯱軍の7チームで始まりました。
《野球殿堂と正岡子規》
野球殿堂とは、日本の野球の発展に大きな貢献をした方々の功績を永久に讃え顕彰するために設けられました。
競技者は、現役を引退したプロ野球選手・監督・コーチ・審判が対象ですが特別表彰はアマチュア野球や日本野球界の基礎を作った方々などです。
その中に実は、歌人である正岡子規も殿堂入りしています。
正岡子規は、明治17年東京大学予備門時代にベースボールを知り、まだ「野球」と翻訳される前に本名の升(のぼる)をもじり、「野球(の・ぼ・る)」と使うなど、野球に熱中したそうです。
また新聞や自分の作品の中で、野球を読んだ短歌や俳句を多く発表し、野球の普及に多大な貢献をし、殿堂入りしています。
「久方のアメリカ人のはじめにし、ベースボールは見れど飽かぬかも」と子規が詠んでいます。