ミカワです('◇')ゞ
今回は、リトレッドタイヤ(再生タイヤ)について…
私たちが乗っている乗用車のタイヤは、摩耗したら交換するのが一般的ですよね?
しかし、トラック・トレーラー・ダンプカー・大型バス・航空機などにはリトレッドタイヤ(再生タイヤ)が使用することがあそうです。
リトレッドタイヤとはなんでしょう?
リトレッドタイヤの歴史は意外に古いようです…
いつ頃だと思いますか?
1970年前後だそうです。
では…リトレッドタイヤとは?
すり減ったトレッドゴムを交換したタイヤ。
古いトレッドゴムを除去して、新しいトレッドゴムを張り付けて作るそうです。※1
もちろん、簡単に「貼り付ける」のではなく、数多くの行程があります。
そして最終的には、低温で長時間加硫することによって、分子レベルでしっかりと結合させることで高い信頼性・安全性が確保されます。※2
新品のタイヤが摩耗して走れなくなっても、ベースとなる台タイヤが適合する状態なら、リトレッドタイヤとして再生されます。
再生タイヤはトレッド部分が新品になることで、中古タイヤよりも高い耐久性とグリップ力を発揮するそうです。
再生は基本的には1回とされていますが、オーダーがあれば2回再生させることもあるそうです。
その際、もちろん安全性は担保されているそうです。
台タイヤは、廃棄されたタイヤを使用するのではなく、あくまで摩耗したタイヤを再生させるというのもポイントです。
リトレッドタイヤの生産行程は?
リトレッドタイヤはどうやって生産されるのだろうか?
まず台タイヤを洗浄
↓
ブラシ&自動洗浄機で水洗い
↓
乾燥
綺麗になっても、そのまま再生するのではなく、いろいろな検査をします。
シアログラフィーという検査機を使用して、超音波ウルトラソニックで剥離等がないか探し、目視と触診で傷・変形などのチェックをします。
キズなどがあればバフ掛けをします。トレッドをサイズとパターンに応じて設定値に削り、スカイピング&修理という工程で、キズ口をきれいに削って修復していきます。
次に、加硫用セメントを塗ります。
まだまだ行程がありますが… 詳しいことはまた( ´艸`)
リトレッドタイヤの利点とは?
ミカワのような運送会社では、コスト削減、環境負荷低減などがあります。
ミシュランタイヤでは、リトレッドタイヤの対象となるトラック・バス用ワイドシングルタイヤ「MICHELIN X One」を展開しているのも特徴だそうです。
トラックなどの後輪に装着されるダブルタイヤをシングルタイヤとすることで、1車軸あたり約100kgの軽量化が実現できるそうです。
軽量化によって、燃費削減も期待できそうです。
他には、積載量の維持と拡大・メンテナンス費用の半減・破棄タイヤ削減による環境負荷削減・パンク率低減・ハンドリングなど操作性の向上・車両設計の可能性がひろがるなどのメリットがあるそうです。
環境問題・資源の再利用 いろいろな観点からみてもリトレッドタイヤは
エコロジーなタイヤとして今後も利用して行きたいと思います!!
タイヤメーカーも古タイヤの回収と再生タイヤの製造を積極的に行っています。
※1:トレッドゴム→タイヤが路面と接する部分のゴムのこと
※2:加硫→ゴム系の原材料を加工する時に硫黄などを加える行程
素人にはぱっと見 わからないです( ´艸`)
ミカワでは、数か月に1回のペースでタイヤの回収を業者さんにお願いしています。
ドライバーさんたちが大切に乗った・使ったタイヤがまたどこかで再生されて活躍するのを期待して(´▽`*)
ミカワでも、リトレッドタイヤを装着したトラック・トレーラーが
全国を横断中です(^_-)-☆
毎日、運行前点検をして運搬をしています。
毎月、車両の点検をして運搬をしています。
毎年、車検を期限前に実施しています。
◎広島の運送会社 株式会社ミカワ
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