6月2日に、あおり運転に対する罰則を強化した、
改正道路交通法が衆議院本会議で可決・成立しました。
あおり運転を「妨害運転罪」として新たに規定し、
他の車両の通行を妨げる目的の車間距離不保持や急な割り込み、
不必要な急ブレーキなど10類型があおり運転としてみなされ、
取り締まりの対象となります。
【あおり運転の定義となる10類型】
・車間距離不保持
・急ブレーキ
・割り込み運転
・幅寄せや蛇行運転
・不必要なクラクション
・危険な車線変更
・パッシング
・最低速度未満の走行
・違法な駐停車
・対向車線からの接近
違反による罰則は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられ、
さらに高速道路などで相手車輌を停車させるなど、
著しく危険な行為に対しては酒酔い運転と同じ
5年以下の懲役または100万円以下の罰金という、
より重い処罰の対象となります。
行政処分では、これらに違反すると事故を起こしていなくても
1回で即免許取り消しとなります。
大型車両を運転している経験者よりも、大型車の運転経験の
無い一般のドライバーから見ると、非常に大きな車両が走行していて、
平常時でも威圧感を感じる他、大型車のドライバーから見れば、
十分車間距離を確保しているつもりでも、接近されて運転されていると感じ、あおり運転を受けている様な誤解を受ける場合がありますので、
車間距離をしっかり確保し、安全運転を心掛けて頂く様、
宜しくお願い致します。
本日もご安全に('◇')ゞ