仕事が原因で起きる病気や障害を職業病と言います。
職業病には何があるのでしょうか?
ドライバーの主な職業病をピックアップし、職業病にならないように対策をしましょう。
1.ドライバーの生活
<働き方>
ドライバーは、働き方は様々です。
早朝、朝、昼、夕方、夜、深夜、全ての時間帯の仕事がありそれによりドライバーは稼働しています。長距離輸送になれば、車中泊もあり飲食、休憩、睡眠時間の確保も必要で、生活リズムは不安定です。そのため職業病になるリスクも高く生活リズムや体調管理にもより配慮が必要になります。
<食事>
数日帰宅できないこともありバランスを保つことは困難です。
食事はコンビニ、サービスエリアなど、どうしても脂っこく野菜不足になりがちです。仕事により摂取時間もバラバラで、時間がない時は急いで食べるなど
ゆとりは少ないです。
<睡眠>
睡眠の量や時間帯は不規則です。
泊まりや待機時間で仮眠などは車中でしています。
限られたスペースで睡眠をとっていますので、落ち着いてゆっくりと休めない状態です。
2.ドライバーの職業病
【生活習慣病】
生活習慣病とは?
食事、運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が発症や進行に関与する病気の事です。主には以下のような病気があり健康に大きく影響しています。
・糖尿病
日常の食生活や飲酒喫煙など生活習慣の積み重ねにより発症することが多いです。
・高血圧
一般的に「収縮期血圧140mmHg以上」or「拡張期血圧90mmHg以上」の状態を言います。高血圧が持続することで動脈硬化が進行し、「脳卒中/心筋梗塞/心不全」になることもあります。
高血圧は2つあります。
「本能性高血圧」
一般的に言われる高血圧はこちら、発症は生活習慣病が大きく関係しています。(運動不足/塩分取りすぎ/肥満/ストレス/疲れなど)
また、加齢や遺伝的要因もあります。
「二次性高血圧」
血圧の調整は、腎臓の血流量やホルモンが重要な役割を果たしており、ホルモンの異常によって高血圧になることもあります。
症状:症状なしが多いです。血圧が高いことで頭痛、めまい、鼻時などみられることがあります。また、高血圧は合併症に注意が必要です。高血圧が持続すると血管が傷ついたり固くなり動脈硬化が起こります。進行すると脳、心臓、腎臓など様々な臓器に障害が起こり脳卒中や心筋梗塞など死や重い病気の発症につながります。
・腰痛
長時間座り姿勢が悪くなり腰に負担がかかり腰痛となる。
腰部脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアなどの注意は必要です。
・肥満
食べすぎなど食生活の乱れや運動不足が主な原因です。
肥満から高血圧や糖尿病、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群など誘発の危険あります。
・痔
座りっぱなしでいることで黄門の周辺が圧迫され血流が悪化しやすくいぼ痔などの原因となります。
・便秘
大型車停車しにくく、商業施設やコンビニなど駐車できないところもありトイレを我慢し続けることもあります。水分摂取っも少なくなり便秘の原因になります。
・虫歯
飲食が不規則や食後の歯磨きができない環境など原因はあります。
・睡眠不足
変則勤務や拘束時間など睡眠不足になりがちです。待機時間なども急に荷主より呼ばれたり車中泊など睡眠の質が悪くなりがちです。
3.対策
・塩分や脂肪の取りすぎに注意する。
野菜をプラスするなど食事に気を付ける。
・野菜から食べて血糖値の上昇を防ぐ。
食べる順番に気を付ける。
・適度な運動をする。
定期的に運動し、心身の活性化をする。
・乗務前や休憩など空き時間に体操をし体をほぐす。
運転は長時間同じ姿勢になるので予防する。
・口腔ケアをする。
口を清潔にして虫歯や歯周病を予防する。
・休日はリフレッシュする。
心身の健康を維持する。
・禁酒/禁煙 休肝日を取るなど適度な量を心掛ける。
生活習慣病の原因に大きく影響あります。
勤務時間、拘束時間、仕事環境など大きく影響するドライバー職。その中で全てを対策することは困難なこともありますが生活習慣を意識することで改善できることもあります。体調に気を付け健康でお仕事ができるように心がけてみてはいかがでしょうか。
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